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MISSION: GLOBAL Buddy 研修生帰国後座談会


座談会

<座談会参加メンバー>

(A氏) 金融業界向けシステム開発プロジェクトリーダー(男性:40代) - 中央
(B氏) 商社向けパッケージ導入・運用プロジェクトリーダー(女性:30代) -左
(C氏) 法務・総務・広報・CSR担当(男性:30代) - 右

2015年10月、大手システム開発会社の中堅マネジャーを中心に10名のメンバーがシンガポールに渡り、“研修「Mission: Global Buddy」”に参加。現地では現地人Buddy(バディ:相棒)と研修生がそれぞれペアになり、実在する現地企業から出されるビジネス課題(ミッション)に取り組んだ。慣れないアウェーの環境で、終日英語を駆使して現地バディをマネジメントしながら、フィールドワーク、ディスカッション、資料作成、プレゼンテーションを行うタフな5日間。現地で苦労してミッションを達成した参加者に、帰国後に改めて集まっていただき、当時の想いや現在の心境・行動の変化などを聞いた。

Qこの研修を通して身になったことは何ですか。

(A)これまで国内のシステム開発を担当していたため、業務で国外に行った経験がなかった。あらかじめシンガポールと研修の情報を調べて事前準備を行ったのだが、現地では臨機応変にやらなければならないことが多かった。研修を通じて海外という慣れない環境においても柔軟な対応ができるようになった。普段の仕事は、自分のチームを管理しプロジェクトを推進するという役割の中でやっている。研修では経験や知見のない分野の課題に取り組んだので、最終目標を提示されても初日は何をどういう順序立てでやればいいのかがわからなかった。だが、この一週間で知見のない分野でも、周りを巻き込んで協力を得ながら対応するという経験を積めた。

(B)正直、私は英語ができて、プレゼンテーションの経験も多くあったので、今回の参加者の中では一番余裕があったと思う。入社して15〜16年目で、仕事はやってもらって当たり前だと思っていて、感謝を忘れていた。あの一週間はそれを思い出せた。ここまでやってくれて、ありがとう、と言えるようになった。日本に帰っても言えるようになった。日本にいるだけだと頭が硬くなっていたというか、何事も当然になっていた。プレゼンテーション資料は土台も自分で作れるので、バディに情報収集など任せていたが、資料作成中はバディができることはなかった(1〜2時間)。バディが学生だったので、どういう風に接するか悩んだ。部下と位置づけるのか、バディと呼んでいるので対等にするのか。初日は秘書のように振る舞ってくれたが、これは違うなと思ったので、話し合って、彼女にはシンガポールならではの情報収集を任せ、後輩のような存在になった。日本人同士でも朝から晩まで一緒にいるのは辛かったので、バディにも一人でランチとか行きたければ行っていいよ、とお互いの時間を持ちながら一週間を過ごした。あれを真剣に一週間過ごしたら辛かったと思う。

(C)うちはバディとべったりだった。トイレ以外、どこへ行くにも一緒だった。ご飯も一緒に取り、意識的にコミュニケーションをとるようにしていた。私は普段は法務など社内向けの仕事に従事しているので、お客様へのプレゼンテーションの経験がなく、研修中に他の人のプレゼンテーションを見て、こうやってやるんだ、こういうものがお客様向けのプレゼンテーションだというのが分かって良かった。普段は割と単調な“説明”に終始しがちだが、そうではなく図で説明する、簡潔に説明すること等が大事だという経験を得ることができた。また、バディに効果的なプレゼンテーションの方法を教えてもらったり、他のメンバーの発表や資料の内容を盗みとるようにしていた。そういう意味でも、この一週間は盛りだくさんだった。一日一日覚えることも多かった。シンガポールは日本とこんなに違うんだ、ということも毎日感じた。また、忘れかけていた情熱を思い出した。追い込まれて、考える事も大事だが、まず動かなきゃ、という環境を大いに楽しんだと思う。帰国してからも、同僚が持っていた本をマネして買ったり、自分のやり方を変えてみたりしている。普段の仕事においても何か工夫をしながら毎日楽しむことができるようになっている。

座談会

Q研修から帰ってきて、何か変わったことはありますか?

(A)普段は主にシステム開発のプロジェクトマネジメントをやっているが、帰国後は営業担当者と協力して積極的に新しいことに取り組むようになった。こういう動きができるようになると、今度は外資の新規顧客に提案する際などにも自分に声がかかるようになってきた。また、顧客企業についてシステム領域だけでなく総合的に知りたいと思うようになった。それが業務領域や人脈の拡大にも繋がってくると思う。

Qこの研修では、事前にプレゼンテーションスキルを学んでから来たほうが良いでしょうか。

(A)研修でプレゼンテーションを行う事を事前に把握していたので、実は準備した上で参加した。しかし、連日プレッシャーの中、英語でプレゼンを実践することでプレゼンスキルをブラッシュアップできたし自信がついた。日本に帰ってから研修中に学んだことを生かして自部署でIT技術動向についてのプレゼンを行ったところ、かなり好評で他部署でもやって欲しいと声がかかった。他部署から人材育成についてアドバイスや協力を求める要望が回ってくるようになり、他部署への貢献もできるようになってきた。

(B)事前にプレゼンテーションの研修を受けるかどうかで、この研修でどこに重きをおけるかが変わってくると思う。私はプレゼンテーションができた分、バディのマネジメントに重きをおけたので、それは人それぞれでいいと思う。必ず何か身に付けるものがあるので、それをどこにするかで。

(C)この研修に行って、何もできない人はかわいそうかなと思うので、そういう人には事前にプレゼンテーションの必要性や準備のアナウンスなどしておくといいかもしれない。私の場合、知らないで参加したが、毎日インプットがあって、その後、すぐにアウトプットがあるので、実体験として感じたり、バディにもフィードバックをもらったりしながら進めることで体系化もできた。私の場合、たまたまバディが当たりだったかもしれない。最後にファシリテーターからプレゼンテーションの理論部分の説明もあったので、一週間で腹落ちできた。ただ、帰国後にプレゼンの研修を改めて日本で受けようかなと思いつつ、法務の普段の仕事でやるのとはちょっと違うのかな、と。リーダーの人は普段使う分にはこの研修だけでもいいのかと思う。普段の仕事のスタイルによるのかなと思う。

座談会

Q外国人バディを率いる上で大変だったことは何ですか。

(C)最高のバディだったと思う。自分は英語でコミュニケーションをとるのがうまくいかず、ものすごく難しかった。言おうと思ったことをとりあえずは口に出して言うが、英語力が足りなくてニュアンスが伝わらず、バディが動き出してから、違うよ、となったり。初日は大人しかったが、2日目から相手が意見をワッと言うようになった。それを全部聞いてもいられないが、聞ききれないと相手がフリーズする。そこが日本人と違った。こちらが理由を説明して相手が納得しないと、何か不満そうに見える。慣れている相手ならいいかもしれないが、初めての人だとどう思っているかわからないし、感謝も伝えないといけないかな、と。いつもより余計に言葉で伝えなければと思って「こうしてほしい」「ありがとう」というのをちゃんと伝える、そういうコミュニケーションを、より深くやらなければならないのかな、と感じてやった。そのため普段よりもかなり疲れた一週間だった。

(A)言葉がネックになった。英会話力は研修参加前にそれなりに仕上げたつもりだったが、現地に行くとスピードとシングリッシュ(シンガポール特有の英語)の発音で、なかなか聞き取れないこともあった。2日目から聞き取れないところは紙に落としたり、図にして共有したり、ゆっくり話してもらったりして、認識の相違が生まれないように心がけた。言葉以外でいうと、文化・宗教・歴史などは丁寧にやり取りするように気をつけた。

(C)全然気をつけてなかった(笑)相手は常に笑顔だった。多分地雷を踏むようなことはなかったと思う。4日目に余裕がなくて、ご飯を食べる時間がなかったので、大丈夫?と聞きながら食べずにやっていたが、ちょっとムッとしているなと思ったので、そこは地雷を踏んだかな、と。いつもより多めに謝った。(笑)

(B)街頭でのマーケティングリサーチが一番の苦痛だった。1時間くらい足が止まってしまっていて、ずっと公園でバディと話していて「なぜ行けないんだ?」と言われてその時が一番一緒に話し込んだと思う。その後、バディがまずお手本を見せてくれて、自分にも先輩のプライドのようなものが芽生え、動くことができた。

座談会

Q今後の業務上、どんなことに活きそうですか。

(A)突破力が身についたと思う。自分の領域でないことに挑戦するマインドセットができた。日本に帰ってからもシステム開発以外でも担当できることを拡げるよう取り組んでおり、この研修は私のキャリアの中でブレークスルーになった。

(B)これまで、自部署では海外部隊が別にあって、そこに助っ人で呼ばれて行くことが多かったが、今回私の研修参加があって、自分の部署でも海外案件やろうか、と動き出すようになった。それは大きな成果だった。マネジメントの面では、今までとは違うやり方でやろうかな、と思うようになった。メンバーへの感謝の気持ちは国内での業務に活きている。

Q今までの英語学習が生きたこと/生きなかったことは何ですか。

(C)研修参加前には一応毎日英語を聞くようにしていたが、実際には思ったよりもわからないな、と思った。普段の教材とは違う英語を聞いたことがないので、現地に行くと同じ英語でも違うんだな、と思った。3日目くらいで毎日聞いていると、クセがわかるようになって、少しずつクリアになり、最後のほうはだいぶわかりやすくなった。研修前に、なるべく発音の練習(実際に声に出す練習)はしていったので、何もしないよりは多少できたかな、と思う。間違っていると、相手が「?」という顔をしたので、自分で言い方を変えてみたりした。

(A)TOEICを通じた基礎固めをした上で、2年前から英会話学校通学やオンライン英会話を自費でやり始めた。今年度は自社が提供するオンライン研修の受講者にも選ばれたため毎日1時間ヨーロッパやフィリピンにいる先生たちと英語で会話をしている。日々の会話練習は今回の研修でもとても役に立った。

(B)今回の一週間は大変充実していたが、語学向上の目的でないと割りきって参加していた。あまり語学についてどうだった、というのはない。

座談会

Q海外(外国人)への苦手意識について、元々どう感じていて、どう変わりましたか。

(A)学生時代は外国人と話す機会がなく英語はそれほど得意ではなかった。研修期間中、その日のプレゼンが思ったように行えず反省点を考えながらホテルに戻ることがあったが、帰り道に現地のお土産屋や食堂に立ち寄った際問題なくやり取りができることに気づき、成長を実感することができた。

(C)そもそも海外にあまり行ったことがなかったし、会社に入って英語を使わないのが8、9年続いたので、嫌だなという気持ちも若干あった。今回行ってみたら、意外と大丈夫だな、と。よほど嫌な人でなければ、外国人はやさしく話してくれるし、話さないより話したほうがいいな、通じるんだなと思った。日本に戻って、なぜか海外の人から英語で話しかけられるようになり、前は拒否していたが、今では全く臆せず話せるようになった。英会話のようにお金を払って話すこととは違うので、何とか通じる、という経験をすることで、英語で話すことへのハードルはかなり下がったと思う。

Qどんな社員の人にオススメだと思いますか。

(A)私たちの年代か、少し下の年代にオススメしたい。自分のチームを持っているような人、海外への志向はあるがまだ海外業務や案件に携われていない人、そういう人に受けてほしい。

(B)どこに重きを置くか。マネジメント力でいえば、私たちの年齢がいいだろうし、純粋な英語力やプレゼン力ならもっと若手や、30代前半でも良い気がする。

(C)年齢は我々の前後がいいのかな、と。普段から仲間と一緒に働く、その際に責任を持って働くという経験をしたことのない人にとってはこの研修は変だ(合わない)と思う。35、36歳になると熱量が少し若手と比べて下がるが、この研修はそういうものをもう一回復活させることができる。そういうのを体験したい人も対象でいいのかな、と。英語は全くできないのもまずいが、ちょっと使うのに躊躇している、自信をつけたい層に行ってもらうといいのかな、と。あまり年齢が高すぎると、自分の考え方が固まっているのでは、と思うので、効果的なのは30代で考え方を変えられて上に進んでいける人のほうが良いのではないかと思う。

(B)私は今回の研修は上の層でも良いのではないかと思う。何歳でも、50代でも良いと思う。

座談会

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MISSION: GLOBAL Buddy

「バディ(相棒)」と共にミッションを遂行するグローバルリーダー育成海外研修

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