海外研修MGと貴社現地法人研修を組み合わせて成果をあげた導入事例
研修名 | ミッション: グローバル(MG)+ 貴社現地法人研修 |
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期間 | 5日間 + 数週間 |
海外研修MGを導入した理由
座学ではなく実地で学ぶ
アジア新興国の現地法人が企画・運営する研修はインプット型で、社内の研修会場(教室)内だけで完結するものでした。現地法人としては、現地の拠点がやっている業務を、日本人社員(研修生)にもっと知って欲しいという意図があり、様々な取り組みを「知る」という研修になっていました。
また、インプット型の内容以外に、現地の社員との交流も促進したいということで、現地の社員と日本人が一緒に研修課題に取り組むという内容も盛り込んでいましたが、それも社内で実施するということに変わりはありませんでした。
アウェイな環境で行動力を磨きたい
もちろん、それらも十分に意義や学びのあることですが、せっかくアジア新興国で研修を実施するのだから、
「日本とは異なるビジネス環境や生活環境にも触れて欲しい。それらに慣れて欲しい。」
「アウェイな環境でチャレンジして欲しい。その結果として、アウェイな環境・新しい環境でのチャレンジを楽しめる人材になって欲しい。」
「インプット型の研修は受け身でもいられるので、受け身ではなく、自ら能動的にアクションを起こして結果を出すという経験もして欲しい。」
という日本本社側の課題感・目的がありました。
貴社現地法人研修の効果を高めるためにMGを活用したケース
上記の課題を解決するために、現地法人が実施する研修の前工程として、アウェイな環境でビジネス課題に取り組み、成果を出す経験を積ませるためのミッション: グローバルを実施しました。
要望に合わせた研修プランを設計
通常は5日間(月〜金)で実施するミッション: グローバルですが、後工程との連携を考え、月曜日のオリエンテーションで研修の全体像を案内したり、現地法人の社員との交流をしたあと、ミッション: グローバルは火曜日から金曜日の4日間で実施。そして、4日目の最後に、その後の10日間を掛けてインプット型研修と並行して取り組むファイナルミッションを提示しました。
※ 通常のミッション: グローバルでは、5日間掛けて取り組むファイナルミッションを月曜日に提示した上で、月曜日から木曜日の4日間はファイナルミッションを意識しながら、マルチタスクで日々異なるミッションに取り組んでいただきます。
現地法人スタッフとミッションに取り組む
海外研修ミッション: グローバルの後、受講生たちはファイナルミッションを意識しながら、現地法人が準備したインプット型の研修を10日間受けることになります。そして、そのファイナルミッションは現地法人で働く社員たちとペアになって取り組むものにしたので、彼らと連絡を取り合いながらマルチタスクで進めていくということにしました。
海外研修で得た3つのこと
計2週間半の海外研修で得られたこと。1つ目はミッション: グローバルで鍛えられるグローバルマインドセット7つの要素。2つ目は、現地法人の業務や取り組みの理解、そして、現地法人で働く社員たちとのネットワーク。そして3つ目は「自分たちはもっと現地法人と連携を取りながらグローバルな世界で活躍したい!」という思い。
「自分にはそれができる!」という自信と、グローバルな環境で成果を出すためには「もっとここを伸ばさなければ!」という自身の改善ポイントに気付けた研修となりました。
社員が得た研修受講後の変化とは
現地法人が企画・運営するインプット型の研修だけであれば、受け身の姿勢で臨んでしまった可能性が高いですが、まず始めにミッション: グローバルを受けたことで、「主体的に行動する」「自分ごととして取り組む」という意識に変化をして、積極的に前向きに受講することができました。
また、ファイナルミッションへの取り組みに関しても、ペアになった現地人社員と堂々と積極的にコミュニケーションを取り、「成果を出す」という意識で臨むことができていました。
そして、研修終了後の変化としては、グローバル事業への関わりにより強い関心を持つようになると同時に、“グローバル”とは関係なくても、自分にとってチャレンジングなことに挑戦したいという思いを持つようになりました。