海外研修MGと語学研修で語学スキルと行動マインドを一気に習得する導入事例
研修名 | ミッション: グローバル(MG)+ 語学研修 |
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期間 | 5日間 + 数週間〜数ヶ月間 |
海外研修MGを導入する理由
海外研修は語学研修がベスト?
海外研修の王道といえば海外語学研修で、期間は数週間から1年間程度となります。主要な目的は「語学力を高めること」ですが、それ以外に、海外に住むという経験を通じて、日本とは異なる環境や異文化に慣れるという副次的な学びもあります。
語学研修の課題
語学研修の課題は、海外で語学研修をすることが、グローバルな環境で(仕事の)成果を上げられるようになることには直結しないということです。
もちろん、グローバル環境で仕事をするにあたり、語学力があるに越したことはないかもしれませんが、「語学力」と「仕事の成果」の相関関係はないという報告もありますので、企業が語学留学にどこまで時間とコストをかけるか?という課題はあり、以前に比べて、語学留学期間は短くなっている印象があります。また、最近はオンライン英会話など、日本にいながらもネイティブ講師との英会話レッスンが安価で受けられるようになったため、海外に行かなくても済むという背景もあります。
語学留学が持つリスク
それ以外の課題としては、語学留学をしてきた受講生たちの帰国後の感想が、「海外生活、楽しかったです。」「海外に慣れました。」「語学力もちょっとは上達したと思います。」というものばかりで、ピリッとしたものではないという意見も人事担当者からは聞きます。
海外留学には多くの効用がありますが、企業が費用と時間をかけて実施する派遣留学をどのようにしたら効果あるものにできるか?そして、受講生にとっても数週間〜数ヶ月間の語学研修期間を、中だるみすることなく、最大限実りのある研修にするためはどうしたらいいか?その目的のためにミッション: グローバルを活用したケースがこちらです。
海外研修MGと英語研修でスキルとマインドを一気に習得できる
英語不問の海外研修MGの真意
海外研修ミッション:グローバルで課されるミッション(ビジネス課題)は、現地で事業をしている日本人経営者・マネージャーから出されますので、ミッションを聞くのも、成果発表・提案をするのも日本語で実施します。そして、1日の終わりに実施する振り返りの研修も日本語で行います。
それもあって、本研修は「英語力不問」を謳っていますが、実際、ミッションで成果を出すためには現地の人たちの協力を得る必要があり、受講生たちは5日間の研修期間中に1人あたりおそらく数十人以上もの現地の人とコミュニケーションを取ることになります。
生きた英語力を身につける海外研修
では、そのコミュニケーションは何語で取るのでしょうか?おそらくは英語ですよね。つまり、研修そのものは日本語で実施しますが、研修の中で英語を使わざるを得ない状況が訪れます。
そして、その活動を通して受講生が得る感情は次の2つ。
1) 英語に苦手意識があったけど、意外と通じる。意外とコミュニケーション取れる。
2) 英語でなんとかコミュニケーションは取れたけど、英語がもっとできたら、もっとやりやすかったのに・・。
つまり、研修終了時には、「話そうと思ったら話せる」という自分自身の英語力に対する自信や自己肯定感を得られると同時に、「もっと話せたらもっといいのに!」という英語学習へのモチベーションが向上するという状況になります。
海外研修MG+英語研修の3つのメリット
英語コミュニケーション力と英語学習への姿勢が身につく
自分自身の英語コミュニケーション力に対するちょっとした自信と英語学習へのモチベーションを得た受講生たちにとって、その後に数週間〜数ヶ月の語学留学期間が用意されていると、ふつうに語学留学を始める方に比べて、かなりのスタートダッシュができます。
実際、英語力のレベルに関わらず、ミッション: グローバルを受けてから語学研修に取り組む受講生たちはクラス内でも積極的に手を挙げるなどの行動が多く見受けられます。
ビジネスの中で英語を学べる
しかし、それでも語学研修だけでは中だるみが生じてしまう可能性もあるので、語学研修をしながらも、現地企業のミッション(ビジネス課題)に取り組むという「インターンシップ」のようなカリキュラムにすることで、語学研修期間中もビジネス意識を保ち、また、クラスで学んでいる英語を実践の場で使う場にしています。
上記のような研修プログラムにすることで、グローバルマインドセット7つの要素を鍛える以外に、英語力が向上し、現地での生活にも慣れるという、多くのことが得られる研修になっています。